診療内容

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  • 気分が沈み、何事も悲観的に考えてしまう
  • 集中力が続かない
  • イライラして怒りっぽい
  • 不眠が続いている
  • 漠然とした不安がいつも続いている
  • 戸締りや火の始末を何度も確認してしまう
  • 物音や周囲の出来事にひどく敏感になる
  • 学校や職場にうまくなじめない
  • 無気力で、何をしても面白くない
  • 物忘れが目立つ
  • 拒食、過食してしまう
  • 不安のあまりパニックになる
  • 外出が不安で、乗り物に乗れない
  • 汚れやウイルス・細菌などがひどく気になる
  • 体は不調だが、病院の検査では異常がない
  • いつも体がだるい・重たく感じる
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うつ病

ご本人にとって対処しようのない出来事が重なることで症状が現れます。
気持ちの持ちよう、性格の問題ではなく脳の機能低下が要因です。脳も臓器の一つです。気力ではなく治療が必要です。
身体の不調としては、腹痛、頭痛、凝り、吐き気、疲れやすさ、動悸、眠れない、眠りすぎるなどがあります。
行動の変化としては、食べられない、食べ過ぎる、いつもできていたことができない、集中が続かない、ミスが増える、確認が増えるなどです。
感情や思考の変化としてはイライラする、落ち込む、気分が晴れない、泣きたくなる、死にたくなる、悪いことは自分のせいだと考える、他人の目が気になる、不安が強いなどです。
身体の症状が内科に行っても改善しない、上記症状が2週間以上続く、そんな時は精神科に受診されることをお勧めします。

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躁うつ病

落ち込む時期(うつ状態)と、気分が高まって以前の自分とは違う状態(そう状態)を繰り返します。
落ち込む時期の状態は「うつ病」の症状と似ています。
気分が高まる時は、眠らなくても平気、いつも気分が晴れやかで絶好調の感じ、主張や反抗が激しくトラブルとなる、お金遣いが荒くなる、喋りやまない、休みなく仕事をしている、遊び続けるなど、行動し続けていても疲れ知らずなどの状態です。
躁状態では、本人は困らず周りが困ることが多いため、精神科に受診されることが難しい場合がありますが一度ご相談ください。
どちらの状態も精神科に受診されることをお勧めします。

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統合失調症

状態は大きく2つに分かれます。
1つ目は、ありもしない事を信じて囚われている(妄想)、ありもしない幻の声が聞こえる(幻聴)、それらに基づいて行動してしまいトラブルとなるなどがあります。
2つ目は、エネルギーが沸かず、無気力で日常生活でさえ億劫になり、飲食しない、清潔保持できない、話さない、引きこもって誰とも会わないなどがあります。
どちらの症状であっても精神科に受診されることをお勧めします。

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発達障害

自閉症スペクトラム症(ASD)、注意欠如多動症(ADHD)、学習障害(LD)などの総称です。
人によっては症状は1つではなく、いくつかの状態を合わせ持つ場合があります。
これらは病気ではなく障害または個性と考えられています。
この障害や個性によって不適応が生じ精神的不調となった時に治療が必要となります。

自閉症スペクトラム症(ASD)

自閉スペクトラム症(ASD)には、次のような特徴があります。
相手の意図や気持ちの読み取りが苦手なため「空気が読めない」言動となり、コミュニケーションの難しさがあります。
物や行動、順番などへのこだわりが強く、妥協できない、融通が利かない、変化に弱い場合があります。
感覚過敏として、光や音、におい、触覚などに過度に反応し、非常に不快な思いをします。
このような特徴は多かれ少なかれ、誰にでも思い当たることがあります。
しかし、その特徴によって日常生活で上手くいかないことが多くなり、落ち込んでうつ病のような状態になったり、人が怖くて引きこもってしまったり、ありもしない事を思ってしまったり(妄想)、幻の声(幻聴)があったり、パニック症状となる時は精神科に受診されることをお勧めします。

注意欠如多動症(ADHD)

注意欠如多動症(ADHD)には、次のような特徴があります。
忘れ物が多い、話しかけても聞いていない、約束を忘れてしまう、聞こうと思うのに他人の言葉が頭に入らず失敗する、同時にいくつか言われると失敗する、あっちもこっちも目に付いたり思いつくまま行動をして中途半端になる(計画的に進められない)、順番を守れない、おしゃべりが過ぎる、人の言動を遮ってしまうなどです。
このような状態は多かれ少なかれ、誰にでも思い当たることがあります。
しかし、その特徴によって日常生活で上手くいかないことが多くなり、落ち込んでうつ病のような状態になったり、人が怖くて引きこもってしまう時は精神科に受診されることをお勧めします。
また何かに依存する状態(依存症を参照)も見られます、そのような時も精神科に受診されることをお勧めします。

学習障害(LD)

知的な発達に遅れが無いにも関わらず、読み書きや、計算力などの算数機能に関する障害です。
頑張ればできる、努力が足りないわけではありません。主に学校で指摘され、気づくことが多い障害です。
この特徴によって、日常生活で上手くいかないことが多くなり、落ち込んでうつ病のような状態になったり、人が怖くて引きこもってしまう時は精神科に受診されることをお勧めします。

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パニック障害

不安がわくと、呼吸が早くなり、動悸、発汗、息苦しさ、めまい、手のしびれ、息が吸えない、頭がぼーっとするなどの症状が強くなり、死んでしまうといった恐怖や意識消失となることもあります。
症状自体は命に危険が及ぶものではありませんが、苦痛と恐怖が強く、「また起こったらどうしよう」という予期不安が生じやすくなります。
そして、予期不安によって不安が強まるといった悪循環となることがあります。
不安の原因は、特定の場所、乗り物、人前、物などその人によって様々です。
症状が重くなると日常生活に影響が生じます。
このような時は精神科に受診されることをお勧めします。

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社交性不安障害

他人からどう見られているのか必要以上に気にすることで不安や緊張が高まり、赤面やパニック症状、下痢や吐き気などの症状が現れます。
そして、「また症状が起こったらどうしよう」という予期不安が生じやすくなり、予期不安によって不安が強まるといった悪循環となることがあります。
症状が重くなると日常生活に影響が生じます。
このような時は精神科に受診されることをお勧めします。

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心身症

過度のストレスがあるにもかかわらず、それを意識することが少なく、身体症状としてストレスサインがでる状態です。
身体の様々な疾患の発症や進行、再発に心理的要因が関係している状態です。
身体を診てもらっても回復が思わしくなかったり、再発を繰り返す時には、身体疾患の治療と並行し、精神科に受診されることをお勧めします。

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依存症

やめたくてもやめられない、わかっているけどやめられない。
ある行動に関して自分ではコントロールができず、日常生活に悪影響を及ぼしている場合は、その行動をコントロールするために治療が必要となる為、精神科に受診されることをお勧めします。
行動の治療対象として、お酒、たばこ、ゲーム、スマホ、薬物などがあります。
ご本人よりも周囲が行動のおかしさに気づくことが多いです。
学校生活や仕事に影響する、家庭生活がままならない、人間関係が悪くなるなどが、精神科に受診されることのきっかけになります。
周囲の人もご本人を助けようとし、知らないうちに共倒れになることもあります。
一度ご相談ください。

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睡眠障害

眠れない、寝つきが悪い、夜中何度も起きる、深夜2,3時に目覚めて眠れない、仕事中や運転中、授業中などの寝てはいけない状況で寝てしまう、何時間も寝てしまい起きることができないなど、睡眠のバランスを崩している状態です。
日常生活に影響を及ぼしている時は精神科に受診されることをお勧めします。

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心的外傷後ストレス障害

犯罪被害や災害、事故、虐待、いじめ、ドメスティックバイオレンス、セクハラ、パワハラなど思いもかけない出来事により、心身に耐えがたい経験をした後に様々な症状が現れます。
その出来事が急にはっきりと蘇りコントロールできない、その時の体験が思い出せないことがあります。
感情が麻痺したり、楽しみや幸福感を感じなくなったり、罪悪感が強くなることもあります。無謀な行動をとったり、怒りを爆発させたりすることもあります。
そして、そのような状態によってうつ状態や人間関係のトラブルとなることがあります。
また、症状を回避しようとしアルコールや薬物の過剰摂取、自傷行為、記憶のない行動をしているなどもあります。
このような時は精神科に受診されることをお勧めします。

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認知症

認知症とは何らかの脳疾患によって認知機能(記憶力、注意力、現実を認識する力、言語能力など)が低下し、日常生活に影響を及ばす状態を言います。
認知機能の低下によって、怒りっぽくなりトラブルとなる場合、非常識な言動がコントロールできず迷惑行為となる場合、うつ状態にある場合、拒食が著しい場合、拒絶が強く暴言暴力が著しい場合、幻が見えたり聞こえたり(幻視、幻聴)する場合、昼夜逆転している場合、気分高揚し言動が支離滅裂になっている場合などは、精神科に受診されることをお勧めします。
また、物忘れが気になる、できないことが増えた…という場合も早期発見・早期治療のため、精神科に受診されることをお勧めします。

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適応障害

自分の置かれている環境に適応できず、ストレスにより心身に影響が出て日常生活に支障が出ている状態のことです。
特に新しい環境に入った時に生じやすく、昇進や進級、進学など一見プラスとなるような場合でも症状となることがあります。
ストレスに対する対処力は人それぞれです。
その人が日常生活を送れないほどの気分の落ち込みや、不安、恐怖、身体の症状が強い場合には精神科に受診されることをお勧めします。

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身体表現性障害

痛みや吐き気、しびれ、麻痺、見えない、立てない、聞こえないなどの身体症状があり、様々な身体検査をしても身体疾患が認められず、また薬物の影響やほかの精神疾患もない場合に診断されます。
詐病や仮病とは違います。
何らかのストレスが要因だと考えられますが、ご本人にとっては身体症状であるため心理的な原因を認めるのは難しく、精神科に受診されることや治療継続の難しさがあります。
日常生活に影響を及ぼすことが多く、精神科に受診されることをお勧めします。

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強迫性障害

「鍵をかけたか」「スイッチを切ったか」「火を消したか」など何度も確認する。「汚い」と手洗いやシャワー、掃除を繰り返す。「汚い」と思うと触れない。「人を轢いたかもしれない」と誰かに何度も確認する。「数字」や「順番」にこだわる。「机の物の置き場所」などの物の配置にこだわる。これらは程度の差はありますが、誰もが思い当たる行動やこだわりです。
しかし度を過ぎると、日常はこの行動に支配され、仕事や学校や遊びに行く、家事をするなど生活に必要なことができなくなります。
分かっていてもやめられない状態になります。誰かにこのような行動やこだわりを強制することもあります。
「少し神経質なだけ」「ちょっと行き過ぎているだけ」なのか、治療が必要な程度なのかの判断基準は、「生活が送れているか」を観察してください。
もし、生活に影響がある場合は、精神科に受診されることをお勧めします。

医療法人三精会 こころの森病院
〒918-8018 福井県福井市大島町柳301
TEL:(代表)0776-36-5622 /(総務)0776-36-1295
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時間案内表
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